湊かなえ最新刊【カケラ】をおすすめ
湊かなえ 最新刊「カケラ』の紹介
先日初めて行く本屋さんに立ち寄り、ぶらぶらと見ていると本屋さんによっては、レイアウトが全然違うんですよね😅
そこの本屋さんは出版社別に並べられてて、多数から出版している作家さんは色んなところにレイアウトされてて、ちょっと戸惑っていたのですが…
そうだ!分からないから新刊コーナーに行こうと、見に行くと真っ先に目に留まったのが、湊かなえさんの『カケラ』でした✨
集英社文庫より新刊が発行されていたので、購入しました❗️
今回はその『カケラ』を紹介したいと思います😊
作者『湊かなえさん』の紹介
まずは超有名な小説家さんですが、あまりよく知らない方へ簡単な紹介をしていきます。
湊 かなえ(みなと かなえ、1973年1月 – )は、日本の小説家。広島県因島市中庄町(現・尾道市因島中庄町)生まれ 武庫川女子大学家政学部被服学科卒業。2007年には金戸 美苗(かなと みなえ)の名義で第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞した。現在、兵庫県洲本市在住。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デビュー作品は?
『答えは、昼間の月』で第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞した後、「聖職者」(2007年)で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビューしました。
代表作品は?
これは多々ありすぎて安易に絞れないのですが、私の見解も合わせて紹介します😊
- 『告白』
- 2009年、第6回本屋大賞を受賞
- 週刊文春ミステリーベスト10 1位
- 映画化『告白』(2010年6月5日公開、松たか子さん主演✨)
告白 (双葉文庫)
- 『白ゆき姫殺人事件』(2012年7月 集英社 / 2014年2月 集英社文庫)
- 映画化『白ゆき姫殺人事件』(2014年3月29日公開、井上真央さん主演✨)
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)
- 『贖罪』(2009年6月 東京創元社 / 2012年6月 双葉文庫)
- WOWOWドラマ化『贖罪』(2012年1月8日 – 2月5日、全5話、小泉今日子さん主演✨)
贖罪 (双葉文庫)
- 『母性』(2012年10月 新潮社 / 2015年6月 新潮文庫)
- 映画化『母性』(2022年11月23日公開、戸田恵梨香さん主演✨)
母性(新潮文庫)
- 『ユートピア』(2015年11月 集英社 / 2018年6月 集英社文庫)
- 2016年 第29回山本周五郎賞受賞
ユートピア (集英社文庫)
- その他の受賞
- 2016年には子育て中の著名人に贈られる第9回ベストマザー賞を文芸部門にて受賞
数々の賞を受賞されており、全ては紹介しきれないですが、私も愛読してる作品の中で厳選してみました。
最新刊『カケラ』の紹介
出版日:カケラ(2020年5月 集英社 / 2023年1月 集英社文庫)
今年2023年に待望の文庫本を集英文庫さんより23年1月に出版されました❗️
単行本も良いですが、やはり持ち運びを考えると私は文庫本を購入してしまいます😅
本屋さんで単行本と文庫本とで表紙や帯のデザインによって印象が変わりますよね。
あらすじ
美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から『痩せたい』という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横綱八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言と、見え隠れする自己正当化の声。有羽を追いつめたものは果たしていったいー。周囲の目と自意識にいよって作られる評価の恐ろしさを描くミステリ編
’’引用 集英社文庫”
感想
主人公が1章〜7章を通して別々の登場人物に話を聞きに行くという構造になっていました。
各々の思い描きと行動が明らかになり、章ごとに伏線が隠れていて読んでる途中で『ん…?これって…』っと考えさせられて、ちょっと戻ったりという場面が出てきて、気になりどんどんのめり込んでしまいました。
最後に主人公の考えや想いが込められ作品名に辿り着く、やはり湊かなえさん、ならではの心理ミステリーだなと実感した作品でした。
あまり書くとネタバレになりそうなので、内容部分にあまり踏み込めないですが😅
とても面白い作品なので、ぜひ読んでみてくださいね✨